旅先美術館

少し前に仙台に行ったお話をしましたが

今日はその続きです。

私は旅先で必ずすることがあります

それは

その街の美術館に行くこと！

今回の旅先美術館は

宮城県美術館

この時やっていた特別展は

儚くも美しき祝祭

パウラ・モーダーゾーン＝ベッカー

時代に先駆けた女性画家

１９世紀末

自然の中で素朴な生活を希求する

画家や詩人たちによってつくられた芸術家たちのコロニー

ヴォルプスヴェーデ芸術家村

そこで描き続けたドイツの女性画家

油彩画なのだけれど

クレヨンかパステルで描いたような素朴な質感

茶色や赤みを帯びた色

母性的なあたたかさ

安心感

同じ村に住んでいた芸術家の作品も数点

その中のコロニーの芸術家みんなで作った共同作品

「自然の中の愛の生活」

月夜の広場　動物も人も楽しそう

４歳の女の子も筆を添えたというこの作品

自然を愛する　人を愛する

基本なんだけれどなかなか実現できない

理想の世界

コロニーをそんな場所にしようとしたのでしょうか･･･

常設展は

日本の近代版画

ドイツの作品をみた後だったので

人や風景に日本らしさ強くを感じました。

なんだか力強いくたくましい感じ

ここでちょっと一休み

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鳥などの彫刻が並ぶメルヘンな空間でした～

最後に隣接している

佐藤忠良記念館　へ

主に人物像を創作している宮城県出身の彫刻家です。

モデルの多くは女性や子ども

からだの丸み　やわらかさ

ほんの一瞬を留めたような躍動感

それが彫刻であることを忘れてしまうくらい

「ひと」

を感じさせる。。。

この美術館は

図書館やいくつもの庭、講堂と大変充実してました。

なかでも注目なのが

一般も利用できる創作室！

プチアトリエみたいでかっこいい～

こんな施設が近所にあれば

私も何か創作しに行ってみたいなぁ

旅先美術館は突然行くため

休館日や展示の内容が分からないこともありますが

その土地にゆかりのある芸術家の作品に出会えたり

各地の特徴が表れていて

おもしろいですよ～

館内にある「アリスの庭」と呼ばれる広場

Comments

[投稿情報: おさむかな]

美術館しばらく行っていませんね、 以前は日展に毎年行っていましたがこの何年かは行かなくなりました 日展は展示数が多いので絵画を見たら他の展示物を見るころには少し疲れてしまいます 私は図書館、大型書店(神保町や新宿、渋谷、東京駅近辺）や競馬場(笑）へよく行きます 本、大好きです、ありとあらゆるジャンルの本を読んでいます(字を読むのが好きなんですね） ちなみに仙台には仙台マコロンというのがあります

[投稿情報: らせんのジョー]

ん～ん、いいですよねぇ。このような芸術は最高ですよねぇ。 オレの住んでる所には、大通りに沿って彫刻が並んでいる場所があるんだよ。 その中に気になる作品がいくつかあって、純粋に彫刻家の情熱を感じ取ろうとして 手を伸ばすが何故か冷たい視線を感じてしまい、触れる事が出来ないのだ。 その中の一つ、いや、２つが佐藤忠良さんの作品だったのだ～！！ これは芸術だよ、みぽなんならきっと分かってくれるよねっ、ねっ。 こんな寒い日に、雨が降っても風が吹いても頑張ってるんだよ、全裸でね！！

[投稿情報: かネック。]

忠良って宮城出身だったんですか。 日本の彫刻の代表みたいな人ですね 俺も彫刻選考だったので知ってますよもちろん 参考にもしましたし。 張りがあって躍動感があって生命力に溢れていて好きです。 １番はロダンですけど 平櫛田中とか高村光雲、光太郎も好きです。

[投稿情報: みぽなび]

>>1 私はまだ日展には行ったことがありません。 かなりの作品数なので確かに疲れそう･･･。 大型書店、楽しいですよね。私も好きです。 用もないのに立ち寄って平気で１～２時間いたりします。 迷惑な客ですね(^^:)

[投稿情報: みぽなび]

>>2 思わず手を触れてみたくなる気持ち、分かりますよ！ 全裸でがんばってる彫刻たちは美に値しますよね(^^;)

[投稿情報: みぽなび]

>>3 彫刻選考だったんですか？！ 私は立体はやったことがないので不思議な部分があります。 ただただすごいなぁ･･･と感激してしまいますね。 彫刻を語るうえでロダンは外せない存在でしょうね。 」以前愛媛県にあるセキ美術館に行ったのですが、 そこにはロダンの作品がたくさんありましたよ！