杉本博司
時間の終わり
http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html
彼の視点は
「物事の本質の追求」
〈数学的形体〉
立体のモノクロ写真
非常に計算された形
「平均曲率が0でない定数となる~」
「x曲線とy曲線が交わる~」
タイトルには計算式のようなものが
なるほど
大学で経済学を学んだ人なんだ
数学的視点と芸術的視点が交わると
こんなものが生まれるのか
〈影の色〉
立体に照明をあてた作品
いつのまにか立体そのものよりも
影の方が主役に!
〈ジオラマ〉
動物の視点から見ると
景色はどのように広がっているのだろう
作り物の動物の背景を
その視点で描く
そうすると・・・
ジオラマが動き出す?
目の錯覚なのだが
動物と目が合ってしまったようでドキリ!
〈海景〉
能舞台が置かれた漆黒の空間
そこには並べられた何枚ものモノクロ写真
写っているのは世界中の地平線
見つめていると
空なのか、海なのか わからなくなってくる
そんな境界線など
どうでもいいことのように思えてくる
入った瞬間は怖いと思ったのに
出る頃になると、まだここに留まっていたいような
それが海の本質?
〈劇場〉
世界の有名劇場の舞台に巨大なスクリーン
まぶしいほどの光を放っている
公園に置かれたスクリーンも
異質な組み合わせ
でも、なんかすごくいい。
なんでもない日常こそドラマティックなものだ
そう言われているみたい
〈建築〉
無限大の倍の焦点で撮影した
20世紀の代表的な建築たち
ぼんやりしている
ピントが合っていないという感じではない
ぼやけているのに
浮き出て目の中に飛び込んでくる
どの作品もとてもシンプル
それなのに
心にぐっと踏み入ってくる感じ
物事の本質とは・・・。
1月9日まで森美術館で開催中
本質を感じてみたい方、お早めに~!
みほさんは、スバラシイ感性の持ち主のようで。 文章からも感じ取れます、ハイ。 ちょうど去年末に、この展覧会のイベントで行われた SKETCH SHOWのライブに行きたかったのですが チケットが取れなくて、結局この展覧会も 観てないのでした。 みほさんの鋭い解説、参考になりましたー☆
投稿情報: ahiru | 2006年1 月 8日 (日) 02:40
オレは美術と数学は、凄く似た物であると思うんだけどね。 例えば黄金比とかのように、無意識の内に使われてたりとかね。 美術も数学も人間が、何か目に見えないモノを表現しようとした時に 使われる道具だから、美術品の中に数学が多用されるのも当然だと思うよ。 自然界が作り出した美術品で、オウムガイや銀河とかがあるけど それらを数学で表現すると「螺旋」になるんだけどね。 「らせん」が優れた美術品であると数学が本質ではなく 真理として証明してくれている様に感じます。 みぽなんは、僕の美しさに気付いているのでしょうか?
投稿情報: らせんのジョー | 2006年1 月 8日 (日) 21:16
ビビアンウェストウッド展に行った時 一緒に見ようと思いましたが 時間が過ぎてしまってたので見れませんでした。 ついでに展望台から夜景を眺めるのもいいよねw 一人じゃあれですけど......・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
投稿情報: かネック。 | 2006年1 月 8日 (日) 22:03
展覧会のHP見たけど 雰囲気があってとっても素敵な作品のようですね。 ひとつひとつの作品に物語があって 見入ってしまいそうですね(#^_^#)
投稿情報: ホットココア | 2006年1 月 8日 (日) 22:07
自分が知らない世界がまだまだありますね 1月9日までですか、残念ですが行けませんね 私イイ大人なのですが数学を勉強しております それと今年は絵を書くことにもチャレンジしています
投稿情報: おさむかな | 2006年1 月 9日 (月) 02:17
>>1 いえいえそんなお恥ずかしい(*^^*) ありがとうございます。 ahiruさんもアート系観に行かれるんですね! おすすめのものあったらぜひ教えてくださ~い(^o^)/
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:01
>>2 うんうんなるほどぉ~(゜o゜)!! 美術と数学は似たもの同士。すごく納得しちゃいました。 優しさにも・・・☆
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:04
>>3 私はビビアンウェストウッド展の方を観れませんでした。 森美術館は展示室が大きいしたくさんあるし、 一つの展示見るだけで疲れちゃいますよね・・・。 どこまでも見渡せそうなあの景色は足が竦みそうなほどですね! 夜景はまだ見たことないのですが、きれいだろうなぁ~☆ ガラスが貼ってあるのに写真いっぱい撮っちゃいました。 後から見るとガラスの汚れや光が反射して いまいちな結果に・・・(-.-;)
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:14
>>4 雰囲気ありましたねぇ~ モノクロ写真は色がないぶん あっさりしたイメージをもってたのですが、 最初から最後まで飽きることなく ずっしり感じました。
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:18
>>5 意欲的ですねぇ! 私も絵描きたいなぁ。 数学はもう御免ですけど(^^;)
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:21
>>10 あっ!! でも美術と数学は関係性があるから 数学を勉強すれば絵も上達するかも?!
投稿情報: みぽなび | 2006年1 月10日 (火) 00:22
>>10 >>11 私は何にでもチャレンジすることが好きなだけのやつです 数学というものは実は美しい学問なのではないかとこのごろ思っています 数学も実は右脳で考えられる学問かもしれないですね(芸術的センスといいますかそういう感じ) では私が実験台になって数学をもっと勉強して絵を書くレベルを上げてみます でも結果が出るのはいつのことやら(笑)
投稿情報: おさむかな | 2006年1 月11日 (水) 03:12